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「田尻歴史館」は、南海線吉見ノ里駅の北方約400mのところに位置し、敷地内には洋館、和館、土蔵、茶室が配置されています。いずれも建築学的に注目される近代建築のひとつです。
現在のところ設計者は定かではありませんが、棟札が発見されており、建てられたのは大正11年であるということがわかりました。

窓には草花をモチーフとした調和のとれたステンドグラスがはめ込まれ、館内を柔らかで美しい光で満たし、洋館ホールには和の要素をとりいれた西陣織の壁布、家具にタモ材、床材はナラ材、和館の廊下天井には、今では貴重な屋久杉の一枚板、廊下板には肥松など、当時としても最高級の素材が至る所に使われ、質へのこだわりと独自のスタイルを編み出そうとした作り手のセンスがうかがえます。
また、田尻町は海が近いため塩分を多く含んだ風雨に強いチーク材(高級ヨットのデッキ等にも使われる)が、当時のビルマ(現ミャンマー)から取り寄せられ、窓枠をはじめ多くの場所でふんだんに用いられています。

そして庭には、かつて客人をもてなしたであろう茶室が、京都の大徳寺から『芳庵』と銘をもらわれた書類と共に残されています。

電車で南海本線「吉見ノ里」駅下車、徒歩10分
お車で阪神高速湾岸線「泉佐野南I.C」から5分
※お車でお越しの方は、向かいの公民館の駐車場をご利用ください。
また、カーナビに表示されない場合は、「田尻町立公民館」とご入力のうえ、お越しください。 >> 地図はこちら